【ライブレポート】T-BOLAN、最初で最後のシングル・ベストツアー『T-BOLAN LIVE TOUR 2023-2024 “SINGLES” 〜波紋〜』＠よこすか芸術劇場

最初で最後のシングル・ベスト・ツアー開催！
T-BOLAN LIVE TOUR 2023-2024 “SINGLES” 〜波紋〜
2023/10/8(日) 神奈川県 よこすか芸術劇場

昼から小雨がぱらつくこの日、よこすか芸術劇場でのライブに行ってきました！

今回のツアーは｢全曲シングル曲披露｣と最初から謳っており、わかってはいるものの、歌う順番などのセトリはやっぱり当日のお楽しみにしておきたい。そう思いながら迎えた当日。

今ライブでは、曲に合わせてペンライトで盛り上げようという企画がオフィシャルから事前アナウンスされており、ペンライトはマストバイ！
グッズ売り場で一頻(ひとしき)りグッズを購入し、フォトブースで記念の1枚！
フォトブースには日付も入っているので、すごく記念になりますね😊

早めに行ってグッズを買って、身支度を整えて、いざ、開場！
開演前、ステージに幕が降りていないためか、みなさんステージ近くまで来て記念撮影をされていました。
ここにメンバーが立つんだ～と思いながら、みなさん思い思いに過ごされていたことでしょう😄

開演30分前には場内アナウンスが流れたのですが、これがまたぜひ聞いてほしいアナウンスだったので、早めに会場にINすることをおすすめします！

ペンライトよーし！
ペンライトのデザインがレコード(8cm CD)みたいでカッコイイ！
もっとミーハーなものを想像していたので、買ってよかったなと思いました。
もちろん、このあとライブで大活躍🤗

ちなみに今回の席をT-BOLANのFC(ファンクラブ)で取ったのですが、信じられないくらいの神席でした。
手を伸ばせばすぐそこはステージ…
こんな神席に巡り合うチャンスがあるのなら、FCに入らない手はありません！
FCに入ってて良かったなあと思った瞬間でした😄

ペンライトを片手にドキドキ💓していると、オンタイムで始まりました。
ステージの上が見えそうで見えない絶妙な暗転の中、メンバーがそれぞれポジションにつきます。
ドキドキのボルテージは一気に最高潮に！

1曲目キター！！
もう、この曲の、この歌詞の、この第一声を聴いただけで、今日来てよかったなと思いましたね！
生で聴く嵐士節に、本当にT-BOLANが大復活してくれてよかった～～～と笑顔笑顔！

聴けば思い出す、あの日・あの頃の情景。だがしかし、畳みかける強豪チームの重量打線のような、音の圧！
に、懐かしく浸る間もなく「今」のT-BOLANが奏でる音に飲み込まれていきます。

ステージのギリギリ縁まで来て歌う森友さん。
下に落ちないかヒヤヒヤしながらも、伝う汗、動くたびに香るいい匂い…
聴覚だけでなく、視覚から、嗅覚から、体中すべてで存在を感じられるのはライブの醍醐味ですね。
90年代は、本当に存在しているのかとすら思っていましたが、やっぱり存在しているんだなあと思った瞬間でした。

次の曲はなんだっけ。次の曲は何を歌うんだろう。そんなことを思い返す暇もないほど、パワーソングの連続に、息つく間もありません。そのぐらいたくさんのヒット曲があるんだなあと改めて感じました。

ウットリ聴き入ってしまう曲もあれば、森友さんが五味さんの肩に腕を乗せながら歌う、往年のビーイングスタイル(とわたくしは呼んでました笑)の、Vo.＆Gt.の絡みも見れたりと、見どころも満載。

ところどころ、公式アナウンスがあった曲でペンライトの色を変えるシーンがあるのですが、あまりにも次々に畳みかけてくるもんだから、ペンライトを使うことに慣れていない私たちは「次、何色でしたっけ？」「これであってますかね？」「あ、曲に間に合わない💦」と、周りの方と確認しあって、えーいままよ！(←わかる世代にはわかる)とばかりに、カチャカチャ…カチャカチャ…カチャカチャ…と、ボタンを押して地味に色を合わせていたのは、自分も含めて笑っちゃいました笑。サポートコーラスの坪倉唯子（B.B.クィーンズ）さんが、ペンライトナビをしてくださっていたおかげで、ペンライト迷い子にならずにすみました笑。
特に指示のない曲では、各々思い思い曲に合わせたカラーで振っていたのも、なんだか印象的でした。

この日は5階席まである非常に広い会場だったので、

😎　5階ー！
＼ワ――！！／

😎　4階ー！
＼オ――！！／

😎　3階ー！
＼イエ――！！／

😎　2階ーー！
＼キャ――！！／

😎　1階ーー！
＼ウォオオオ――！！／

と、コール＆レスポンスしている光景は圧巻でした！（なお、この時も嵐士節は健在でした！）

公式YouTubeで、『今日の愛のために愛の中で』を投稿されているとおり、「愛のために愛の中で」という曲では、森友さんが客席に降り立ち、ハイタッチをしながら歌を歌うのですが、こんなことができるのはT-BOLANだからこそ！
森友さんの放つオーラがあるから近づけそうで近づけない、でも向こうから近づかせてくれる。こんな最高な光景みたことありません！

客席中をハイタッチして回るその光景を見ていた時、ステージでは五味さんとサポートキーボードの小島良喜さんが楽しそうにアイコンタクトを取りながら、バックミュージックを奏でていました。（ほんのり夕焼け小焼けのような童謡が聴こえたような…？）とても会場中がやさしい空気に包まれていました😄

メンバーのベース上野さんは2015年にくも膜下出血になり、復活されましたが、今回のツアーでは頭から最後まで力強いベースを奏でていて、上野さんのステージに立ちたい思いが本当に嬉しかったです😭！
人時（黒夢）さんのサポートベースもあり、スピーカーの近くにいた自分は、身体中の細胞が活性化させられた気分になりました。すごいベース音が効いてました😯!! 音圧凄すぎて、ちょっと体が浮きそうになりました！笑。

家業の柿農家に専念中のドラムの青木さんは不在でしたが、サポートドラムのTOSHI NAGAIさんがT-BOLANの要である分厚いドラムを支えてくださってました。
そして、いつかまた、4人が揃う日が来ますようにと願わずにはいられませんでした。(その時はぜひツインドラムもお願いします★)

あっという間の時間。だけど最高に濃密な時間でした。
「もう見られないのか…」という寂しさは一切なく、「また見に行きたい！！」そう思わされたライブでした！

今回のツアーはまだまだ続きます。
ライブのコンセプトは「タイムリープ」とのことでしたが、過去の思い出を重ね合わせながら、新しい記憶が上書きされ、このあと、また見に行けるチャンスがあるんだと思うとこんなに幸せなことはありませんね！
あとは、メンバーのみなさんも自分も健康でいられることを願うばかりです…！！

T-BOLANは、これからもたくさん、想い出の落書きと共に、
さまざまな思い出を増やしてくれることに違いありません😄！
(Text By M.Nakanishi）

▼『T-BOLAN LIVE TOUR 2023-2024 “SINGLES” 〜波紋〜』2023/8/19(土)開催初日に行われた、三郷市文化会館 大ホールでの様子(写真提供：B ZONE)

シングル曲リスト（演奏順などはライブでのお楽しみ！）

1st 「悲しみが痛いよ」発売日：1991年7月10日
2nd 「離したくはない」発売日：1991年12月18日
3rd 「JUST ILLUSION」発売日：1992年2月26日
4th 「サヨナラから始めよう」発売日：1992年5月27日
5th 「じれったい愛」1992年9月22日
6th 「Bye For Now」発売日：1992年11月18日
7th 「おさえきれない この気持ち」発売日：1993年2月10日
8th 「すれ違いの純情」発売日：1993年3月10日
9th 「刹那さを消せやしない／傷だらけを抱きしめて」発売日：1993年6月16日
10th 「わがままに抱き合えたなら」発売日：1993年11月10日
11th 「LOVE／No.1 Girl」発売日：1994年5月11日
12th 「マリア」発売日：1994年9月5日
13th 「SHAKE IT」発売日：1995年8月28日
14th 「愛のために 愛の中で」発売日：1995年11月20日
15th 「Be Myself／Heart of Gold 1996」発売日：1996年3月25日
16th 「じれったい愛 ‘ 98」発売日：1998年11月26日
17th 「Re:I」発売日：2018年10月17日
18th 「俺たちのストーリー／My life is My way 2020」配信日：2020年11月26日
最新曲「愛の爆弾=CHERISH ～アインシュタインからの伝言～」※アルバム収録曲 発売日：2022年3月14日

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