【スタッフ・レビュー更新】Official髭男dismの最新作は、第90回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲「Chessboard」とnews zeroのテーマ曲「日常」が収録されたダブルAサイドシングル

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Official髭男dismが、9月13日にダブルAサイドシングル「Chessboard/日常」をリリースすることが決定。
第90回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲に書き下ろした楽曲「Chessboard」、日本テレビ『news zero』のテーマ曲に起用された「日常」を収録したダブルAサイドシングルに。
Blu-ray/DVDには、2021年8月に開催された「Official髭男dism 『Editorial』発売記念ONLINE FREE LIVE」から4曲と、「日常」のレコーディングのドキュメンタリー映像が収録される。

スタッフ・レビュー

「Chessboard」
CDをプレイヤーに入れ、音に集中して耳を傾けると、やわらかくしなやかなさとっちゃん(Vo.藤原聡)の歌声に包み込まれ、ふっと体が軽くなっていくような感覚に誘われる。
そこに何重にもギター、ベース、ドラム、さまざまな声。重厚なようで軽やかに感じる重なり方は、ヒゲダンならではのサウンドメイクと思う。
この地球上を「盤上」として捉え、隣り合う人々、遠くにいる人、人生模様をチェスボードに例えるという、想像力。
ここまで文学的で、抒情的で、感覚的な曲と出会えた学生さんは、きっと、とても豊かな感性も同時に育まれているはず。
大人になった自分の心も揺さぶられ、まだまだ私たちは年を老いながらも、豊かな人生を育んでいけるのだなあと、ヒゲダンのこの楽曲に出会えたから、そう再認識できた。
自分の人生にこの曲がいてくれてよかった。そんなことを思う日がきっと来るはず。

「日常」
思わず歌詞を熟読してしまった。
ヒゲダンのインディーズアルバムに『What’s Going On?』という作品があり、その中に「未完成なままで」という曲がありますが、なんだかその頃のような懐かしさを感じる。
決して前向きだけじゃない、後ろ向きな気持ちすらも愛おしく感じてくるのがいかにもヒゲダンらしい。
こんなに人気バンドになったのに、ふとしたタイミングで、こうしたリアルを出してくる。いつだってヒゲダンの描く楽曲は目線が同じだ。
さとっちゃん(Vo.藤原聡)のサラリーマンの経験があるからこそ、こうしたリアルな日常が描けるのは本当に強みだと思う。
また一つ、この盤上のどこかにいる誰かの人生のタイアップになるに違いない。(Text By M.Nakanishi)

商品情報

SINGLE「Chessboard / 日常」
CD+Blu-ray
2023.9.13 release
PCCA-6224 税込:¥2,750

メーカー特典:A4クリアファイル →オンラインショップでの特典配布は終了しました。
※特典は先着となります。
※特典はなくなり次第終了となります。
※特典の有無は各店舗にお問合せください。

収録内容

CD
1.Chessboard
2.日常
3.Chessboard -Instrumental-
4.日常 -Instrumental-

Blu-ray
・Official髭男dism 『Editorial』発売記念ONLINE FREE LIVE in Tokyo Opera City
1.I LOVE…
2.Universe
3.Cry Baby
4.アポトーシス

・「日常」Recording Document

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